※読む前に要注意


短いですが、響子がみすちーにエッチな事されてます。
恐らく、12か15禁なので、苦手な方はここで引き返して下され。


それでもおkと言う方はどうぞ↓













「ふー…今夜もスッキリしたー…」

「今夜も派手に出来てサッパリ…」


ご満悦な表情を浮かべる響子とミスティア。
今夜も鳥獣伎楽のライブで騒音愚痴を叫び、
爆音ギターの音を響かせ、2人は日頃の鬱憤を発散。

そして響子とミスティアは、
そんな(自分らにとって)爽快なライブを終わらせ、
小屋へ帰る途中であったのだ。


「いやあ、アンタとバンド組んでホントに良かったよ。
アンタみたいな声デカイのがいてくれると、
こっちはそれだけ勢い良くギターが弾けるってものよ」

「私も、あれだけ勢い良くギターを弾いてくれれば、
大声で愚痴を叫ぶ甲斐があると言うものです」

「あは、そう?そう言ってもらえると嬉しいな」

「私も嬉しいです」


楽しげに会話を交わす響子とギターケースを下げたミスティア。
その後、お互いの悩みや雑談、
笑談を始め、次にライブを開催する日についてなどの会話に発展させる。


「そう言えば響子、前々から言いたかったんだけどさあ」


だがその途中、突如ミスティアが響子の話題を振りだす。
いきなり自分の事を言われ響子は驚くも、
「な、なに?」と聞き返す。


「アンタ、可愛いね」

「え?!」


いきなり可愛いと言われ、響子はキョトンとする。

私が、可愛い?

その言葉に、響子は嬉しい様な照れるような気持ちになり、
ほんのりと頬が赤くなる。


「そ、そんな…私、可愛いですか…?」


だが、響子は素直に喜べない―――
と言うよりも、どう返せば良いか分からず、
自信無さ気な言葉を吐く。

と言うのも、命蓮寺に入門してからと言うもの、
彼女は周りからは普通に見られたり、
一部からは新入りと言う事でイタズラされたり、
挙句の果てに愚痴を叫びたいほどの厳しい修行をやらされたりと、
特別可愛いように思われた事など(本人からしてみれば)なかったからである。


「ええ、可愛いわよ。この耳とか…」


そう言ってミスティアは響子の前まで歩み寄ると、
彼女のウェーブが掛かった緑色の髪から覗く、
茶色く垂れた犬耳に手を触れ、撫で始める。


「え?ちょ、ちょっと!?」


突然の行動に驚く響子だったが、ミスティアは彼女の耳を撫で続ける。


「あう!や、止めてよー!」


スリスリと耳を撫でられる感触にうろたえる響子。
嫌な感覚では無いが、実は弱点でもある。

彼女は、耳を刺激されるのに弱かったのだ。


「あら?嫌?」

「ち、違います…!そ、そこは…」

「ははーん…弱いのね?はむっ」


と、ミスティアは少し背伸びをすると、響子の右耳の先を口にくわえる。

ちなみに、彼女がここまで下げていたギターケースは、いつの間にか地面に置かれている。


「あうん!耳くすぐったくしちゃ、ダメですぅ…!」


弱い個所を責められ、声を上げる響子。
それを聞いてか、ミスティアは耳を執拗に責めはじめる。
始めは右手で左耳を撫で、口で右耳を責めていたが、
次第に行為はエスカレート。
垂れた耳を持ち上げて中をほじくってみたり、
ペロリと舐めてみたり息を吹き込んでみたりして、耳を刺激する。


「あう!あうぅん…!」


甘く可愛らしい声を上げる響子。
弱い個所を責められ続け、
彼女は全身から力が抜けて、地面にへたり込んでしまう。


「フフ…本当に可愛いわね、アンタ。そんなに耳苦手?」

「あうぅん…し、知っててこんな事するなんて、酷いですぅ…」


その姿を見て行為を止めて聞くミスティア。
対して、響子は完全に弱り切った様子で答える。


「ごめんなさい。でも…」


謝りつつミスティアはへたり込んだ響子の目線に合わせるかのように、
その場に座ると、突然響子の衣装の胸元に手を掛けた。


「今度はこの下がちょーっと気になるのよねぇ」

「!や、止めてください…!!」


ミスティアが衣装の胸元を開こうとしている事に気付いた響子。
だが、時すでに遅く、衣装の胸元はバッと開かれてしまった。


「!!」

「やぁん…!」


衣装の中見を見て驚き目を丸くするミスティア。
一方響子は、耳攻めで弱々しくなった体に何とか力を入れて、
ミスティアの手を振り払い、恥ずかしさで頬を赤く染めながら開いた胸元を両手で隠す。

何故ミスティアは驚いたのか?

何故響子は必死に隠すのか?

それもそのはず、
その開いた胸元から覗いていたのは、
ブラジャーやキャミソールなどの下着類では無く、
響子の白い肌のみ―――

彼女は、上半身用の下着を着ていなかったのだ。


「うぅ…」

「へぇー…アンタ、ノーブラだったの?
なるほど、それでいつも着替える時は別々に〜とか言ってたのかあ」


意外と思いつつ、それを見て1人納得するミスティア。

どうやら響子は、今日までライブ用の衣装に着替える際、
ミスティアとは別々に着替えていたようである。

一方、見られたくないものを見られてしまった響子は、気が気じゃない。


「うぅ…ひ、酷い…さっきから酷いです、ミスティア…
私…私、これが変だって思われたく無くて…絶対に誰にも見られたくなくて…
ずっと隠してたのにぃ…」

「だって、同じ女の子なのに着替えるのは別々に、
なんて言うのおかしいでしょ?私じゃ無くても気になるわよ。
それに、あくまで着てないの上だけでしょう?」

「それは…」

「それは…なに?
あ!ひょっとして下も穿いてないんじゃ…」

「あぅ!ち、違いま…!」


否定しようとする響子だったが、
ミスティアは強引に衣装に手を掛けると、
今度は胸より下の部分も全部開き切る。

すると、そこからは括れが無い幼さが残る響子の腰や腹と、
薄ピンクのパンティが顔を見せる。


「やぁ…!!」


恥ずかしさが頂点に達し、顔が真っ赤になる響子。

それだけでも恥ずかしいのに、
晒された素肌に冷たい夜風が当たり、
スースーするせいでより素肌を晒されたと言う実感がわき、
それがより一層彼女の恥ずかしさを助長する。

しかもミスティアがまじまじと見て来るから尚更だ。


「なーんだ、下穿いてるじゃない。
じゃあ上の下着つけて無いだけで恥ずかしがる必要なんてないじゃないの」

「うぅ…そ、そんなに見ないで下さい…そ、それに、誰か来たら…」

「大丈夫よ。ライブも終わって、客はみんな帰って寝てるわ。
それに、この辺は妖怪は余り出没しないわよ」

「そ、そう言う問題じゃないですよぉ…
こ、こんな所で裸なんて…嫌です…」

「あらら、何言ってるの?元々こうする為にここでこうしてやったんだから…」

「え?」


さらりと信じられない事を言ったミスティアに、響子は目を丸くした。

元々こうする為?

まさか―――

気になった響子は、恐る恐るとミスティアに問いかける。


「あ、あのぉ…ミスティア?」

「なに?」

「ひょっとして、最初からこうしようとか…思ってたのですか…?」

「ええそうよ。
アンタが私と一緒に着替えようとしない秘密を探るついでに、
野外ライブの後の野外プレイとシャレ込んでみようかなと…」

「ええ!?…て言うか、野外プレイって何です?」


ミスティアの答えに驚き半分、疑問半分な響子。
意外な反応だったのか、ミスティアも半ば驚くように口を開く。


「あれ?アンタ知らないの?野外プレイ?」

「知りません…そもそも、プレイってなんのプレイするんですか…?」


響子の言葉にミスティアはますます驚いた。
どうやら彼女は、"あっち系"の知識がかなり疎いようである。
と言うか、プレイの意味が全く分かって無い事から、知らないと見て間違いない。

これにミスティアは、ニッと怪しい笑みを浮かべる。


「み、ミスティア…?」


ミスティアの表情に響子は不安を覚える。
そんな彼女を知ってか知らずか、ミスティアはこう言った。


「へぇ…知らなかったわ。
耳攻められてあんな声出す癖に、エッチな事知らないなんて…」

「え…?」


いつもよりトーンを落とした声で、
余り聞きなれない事を喋るミスティアに、
響子はまた不安に駆られる。

いったい、彼女は何を言っているのだろうか?

この瞬間、彼女はミスティアが別人のようになってしまったように思う。

否―――




「良いわ。
このミスティア・ローレライが、貴女にエッチを教えてあげる。
ジュルリ…」

「!?キャウ…!!」


別人のようになっていた。

彼女の顔は先程までと打って変わって、
興奮しだしたかのように頬を赤く染め、そして舌なめずりをすると、
響子を押し倒して来たのだ。

まるでそれは、目の前の獲物を喰らおうとするかのような雰囲気。

ミスティアの言うエッチとやらがどのようなものかはまだ理解出来ないものの、
これから何か得体の知れない事をされるのだと言う事は分かり、
響子は不安と恐怖に駆られ出した。


「チュッ…クチュッ…」


そんな中、ミスティアは彼女の右頬に食らいつくかのように口を付け、舌を這わす。


「キャウん!み、ミスティア…止めてください!大声出しますよ…!誰か呼びますよ…!」


生温かい唇と、舌で唾液を塗りつけられるような感触に響子は、
危険を感じてか、自分の能力で人を呼ぶと言い出す。
しかし、それを聞いたミスティアは一旦口を放すと、表情変えずにこう言った。


「そうしたければ、そうしなさい。
でも、良いのかしらねえ…
そんな事したら、この格好をみんなに見られちゃうわよ?
それに…」


と、ミスティアは右手人指し指の爪を鋭く伸ばすと、
それを響子の喉元に突き付ける。


「出したら喉切っちゃうよ?」

「ヒッ…!」


嫌だ。

こんな裸同然の格好、誰にも見せられない。
しかも、これまでずっと秘密にして来た、上半身の下着を着ていない事もバレてしまう。
それだけは嫌だ。

しかも声を上げたら喉を切られる。

響子は恐怖の余り逆らえなくなってしまった。


「くち…くちゅ…」

「あ…!うぅ…!!」


と、返事を待たずミスティアは響子の首筋に食らいつく。
響子は悲鳴を上げたが、
とりあえず誰にも見られたくないと思い、声を押し殺す。

それを良い事に、ミスティアは彼女の体を味わう様に、
そして感触を教え込むように舌を這わせる。

それから響子は、
ミスティアによって未知なる知識を文字通りその身に叩き込まれてしまったのは、
言うまでも無い―――



オチらしきもの無い?気にせず終わりましょう。






 

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